こんにちは。灯音(tomone)です。
今回はマイクラクロスプレイサーバの構築記事の続きを記述します。
前回の記事はこちら。

前回は家で起動停止ができる状態まで構築しました。
プラグインを入れる
入れたいプラグインを入れていきます。
ちょっと面倒だとは思いますが、プラグインが入っても正常にサーバが起動できるか確認するために、一気にすべて入れずに2,3個ずついれてサーバを起動⇒停止を繰り返すことをお勧めします。
サーバがうまく動かなかった時の原因のプラグインがどれなのかわかりにくくなってしまうためです。
私が入れたものは以下です。
クロスプレイサーバにするためのプラグイン
GeyserとFloodgateを入れます。

GeyserとFloodgateのそれぞれのタブからSpigot/Paperのファイルをダウンロード。
PaperMCでサーバを構築しているためです。
ダウンロードしたふたつのjarファイルをプラグイン用のディレクトリに入れます。
起動用ファイルと同じ階層にpluginというディレクトリがあると思うので、そこにWinSCPなどを使って突っ込みます。
私の場合は/home/user/minecraft/plugin/の中ですね。
無事ファイルを入れることができたら一度マイクラサーバを起動し、停止します。
一度起動すると設定ファイルが作成されるので設定ファイルを修正します。
ファイルは修正前に念のためにファイルのバックアップは取得しておいた方がいいと思います。
/home/user/minecraft/plugins/Geyser-Spigot/config.yml
ローカルにもってきてテキストエディタで修正し入れなおすか、viコマンドなどを用いて以下を修正します。
#修正をするのはremote:の項目です。
#私の環境では56行目にあった記述でした。
#修正前
・・・省略
auth-type: online
省略・・・
#修正後
・・・省略
auth-type: floodgate
省略・・・

統合版のクライアント側にアップデートが入った際は、新しいバージョンGeyserをダウンロードしjarファイルを入れ替えることで対応ができます。
サーバとクライアントのバージョンが異なっていてもプレイできるようにするプラグイン
◆ViaVersionプラグイン
クライアント側のほうがサーバより新しいバージョンでもプレイできるようにするプラグインです。

ダウンロードしたら先ほどと同じように/home/user/minecraft/plugin/にjarファイルを入れます。
入れた後の設定はとくにいじることなく動きます。
◆ViaBackwards
◆ViaRewind
クライアント側のほうがサーバより古いバージョンでもプレイできるようにするプラグインです。

AssetsのところにあるJarファイルです。
一番上が一番新しいリリースです。
それぞれをダウンロードし、同じように/home/user/minecraft/plugin/にjarファイルを入れます。
こちらもとくに設定は不要です。
ここまでのプラグインを入れれば統合版でもサーバにログインできるようになるはずです。
統合版とJava版のクロスプレイサーバを作るだけであれば、これらのプラグインで十分です。

サーバをアップデートしても、クライアント側は古いバージョンの起動構成のままサーバに入ることができます。
クライアントMODを入れなおさなくても遊べるのはとても助かりますね。
ワールドを複数作成しポータルで移動できるようにするプラグイン
◆Multiverse-core
複数のワールドを作成できるようにするプラグインです。

コマンドを使ってワールドを作ったり設定を変更したりする必要があります。
コマンドリファレンスはこちら。

マルチバースコアを入れる場合、ワールドの設定変更はマルチバースコアのコマンドを使うと結構便利です。
◆Multiverse-Portals
ワープポータルを作成するプラグインです。
マルチバースコアで作成した別のワールドへのワープポータルも作成することができます。

同じようにjarファイルをプラグイン用のディレクトリ/home/user/minecraft/plugin/に入れます。
こちらもコマンドを実行するなどして自分でポータルを作成する必要があります。
コマンドリファレンスはこちら
エンダードラゴンを倒したので利便性アップのためポータルを導入したときの画像です。
エンド前、砂漠(遠いんです)、ペールガーデン(こちらも遠いんです)ゆきのものを作りました。

同じワールド内への移動でも使えますし、マルチバースコアで作成した別ワールドへのワープポータルを作ることもできます。

こういった遠い場所への移動や、ゆくゆくは枯渇するであろう資源のための資源用サーバへの行き来を想定し導入しました。
◆LuckPerms
ポータルの使用権限付与管理を簡単にするプラグインです。
ソロで遊ぶ分には自身にOP権限を付与しておけばいいやと思ったりするのですが、みんなで遊ぶとなると全員にOP権限を付与するわけにもいかず。
けれども、ポータルの移動は許可したいということで導入しています。
ダウンロードボタンを押下し、PaperMCサーバを使っているのでBukkitを選択しダウンロードします。
同じようにjarファイルをプラグイン用のディレクトリ/home/user/minecraft/plugin/に入れます。

これも別途権限付与をするための操作が必要となります。
その他ちょっとしたプラグイン
本当にちょっとしたプラグインをいくつか入れています。
死亡時に座標をチャットで知らせてくれるプラグイン
◆DeathCoords

死んでしまったときに、座標をチャット画面で自動的に教えてくれます。
アイテムロストが嫌な場合は、死んだ際にインベントリにあるアイテムをチェストの中に入れた状態で残しておいてくれるプラグインを探して入れてもいいと思います。
設定などは特にいりません。

私のサーバではある程度の不便さは残したいのでこのプラグインを使っています。
座ったり寝転んだりできるプラグイン
◆GSit

ブロックの上に座る、横たわる、腹ばいになる、回転する、地面を這うなどの動作ができるようになります。
ある程度の設定はできるようですが、私はデフォルト設定のまま遊んでいます。

他のプレイヤーに対して物を使う際のアクションをすると肩車のように乗りますが、空間が狭いとダメージを受けるため注意です。
プレイヤー専用のポストを作るプラグイン
◆PostOffice

樽1つ分の専用ボックスを作成するポストプラグインです。
他の人は箱の中身を取ることができません。
自分専用の金庫のように使うことができます。
ポスト作成者は権限が必要になります。
以下の記事で詳しく紹介しています。

みんなちょっとしたへそくりを入れるなどをして自由に使ってくれています。
まとめ
それなりの不便さは残して楽しみたいので、一括破壊系のプラグインなどは入れていないです。
攻略が進んだら検討していこうかなとも思い中。
今回は入れたプラグインの紹介でそれなりの文字数になってしまったので、続きは次の記事に記述していこうと思います。

ゆくゆくはマルチバース系の詳細記事も作成していきたいと思っています。
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